お客様の声 VOL.18
不許可後の従業員の就労ビザ取得
株式会社パイオニア 代表取締役 西村 博 様 | |
ご依頼内容:不許可後の従業員の就労ビザ取得 |
初めてのご相談は、「雇用したい社員のビザが不許可になってしまったので相談にのってほしい」という社長様からのご相談でした。
業務のご依頼後、前回ご本人が申請されたときの不許可の原因を分析し、再申請を行ってビザを取得したケースです。
私どもの会社は革靴の製造を行っている靴製造メーカーであります。
今年韓国人である李氏を正社員として雇用することに決めたわけでありますが、弊社においては外国人雇用は初めてのことでございました。4月の入社を前に本人からは就労ビザの申請はすでに自分で済ませているので大丈夫ですという言葉に対し、手続き内容についても詳しく知らなかった私は、ただただその言葉を信じて許可が下りるのを待っている次第でした。ですが、2ヶ月待った結果は不許可の通知。李氏と私はまったくといってよいほど言葉を失ってしまいました。
ですがこれはまさに私があまりにも無知であったがために出された結果であったと思われます。しかしながら李氏は弊社にとっては今後のためにも絶対に必要な人材であることは間違いなく、なんとしてでも李氏には日本に残ってほしいという気持ちから再申請に挑むことにいたしました。
靴製造においては法律上技術の分類にはなく、あえていうならば技能であるということだそうですが、それには10年以上の経験が必要ということでそのハードルはとてつもなく高いものと実感させられました。
李氏は靴学校在学中において大変優秀な成績であったため、学校の方々の応援もあり、彼の実力を証明するための資料においても十分なものができあがったと思います。とはいえ、それで許可が下りるという保障は私どもにとっては全くといってないわけです。
そこでほんの少しでも確率があがってくれればという思いで、知人から紹介された行政書士に相談したところ、このような案件について取り扱い件数が多く、実績もある行政書士法人があるからそこに言ったほうがよいといわれ訪れたのがACROSEEDでした。
そして私どもの今回の案件を「ダメかもしれないがやってみよう。」と引き受けてくださいました。私どもにおいてはこのような不利な案件についいて引き受けていただけたということだけでも感謝の気持ちでいっぱいでした。
その後いろいろとご指導を頂き、李氏の学生ビザが切れる前に再申請を代行していただくことになりました。結果が降りるまでに1ヶ月少々待つこととなりましたが、その結果は見事に許可を頂くこととなったのです。言葉では言い尽くせぬほどの喜びと、実際手続きに当たっていただいたACROSEEDの担当者の方々への感謝の気持ちがおさえられぬくらいでありました。
改めて今回の出来事を振り返りますと、李氏に就労ビザが下りるまでの間、本当にたくさんの方々が応援してくれていたことに気づかされます。李氏はそのような方々によって生かされたのだと思います。私どもはその恩返しのためにも今後靴作りにおいて出来る限り人のためにお役に立てられるよう精一杯がんばって働いていこうと思っております。
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