ビザ申請の基礎知識2

ビザと在留資格の違い

 ビザ(査証)とは、外国にある日本の大使館や領事館が外国人のパスポートをチェックし、“日本への入国は問題ない”と判断した場合に押印されるものです。いわば、日本へ入国するための現地の大使館が発行する推薦状の様なものです。入管法では有効なビザを所持していることが日本への上陸申請の要件となっています。原則として、日本の空港では入国審査官がパスポートに押されたビザを確認して、それに見合った在留資格を付与して外国人の入国を許可することになります。入国を許可された時点でビザは使用済みとなり、入国後は入国時に与えられた「在留資格」が外国人の在留する根拠となります。

 つまり、外国人が日本へ入国する際には、まず現地の日本大使館などでビザ発給の審査が行われ、次に入国時の空港などで上陸審査が行われます。このような二重の審査を受け、上陸に問題がないと判断されたときに「在留資格」を与えられ、最終的な入国が許可されます。

 言葉の意味として「ビザ」と「在留資格」はよく混同して使われます。“就労ビザ”や“ビザ変更”などとよく言われますが、正確には“就労ができる在留資格”、“在留資格の変更”となります。しかし、一般的には在留資格のことをビザと呼んでも問題なく意味は通じますし、逆に「ビザ」と「在留資格」を正確に区別すると意味が通じず混乱する場合すらあります。

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